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次々とあがる「怖すぎる」「不気味だ」など“超常現象”とする声のなか、
複数のユーザーからは「魚が動くのは別に珍しいことではない」とその原因を指摘するコメントが寄せられた。
「(魚が死んでからも動いているのは)魚の背骨がまだ筋肉にむけて電気信号を送りつづけているからさ」
「魚の頭を落とした後で背骨に棒を指してやると、この電気信号の通達を遮ることができるよ」
「死んだ直後の新鮮な魚にレモンや塩をかけると同じように動き出すよ」
「醤油でもいい! 含まれている塩が神経を活性化させるんだ」
「いくつかの日本のレストランではあえて(魚を動かして)提供しているところもあるよ。僕は嬉しいけどね! 魚が新鮮ってわかるじゃん」
そのようなコメントを裏付けるように、科学情報サイト『IFLScience』では魚が動いた原因について以下のように説明している。
「脳や心臓が機能していなくとも、魚の体の細胞はナトリウムを含む刺激に反応している」
「魚が体内に蓄えていたエネルギーを使い切るまで、死んでいたとしても動き続けるのです」
「とはいえ、(魚が動いていたとしても)魚は生きているわけでも、痛みを感じているわけでもありません」
動物が死後、神経の刺激によって筋肉を動かす、つまり動いているように見えるのは魚に限ったことではない。
たとえば鶏が頭を落としても走り回ること、カエルが死後も足を動かし続けることなどの不気味な現象も同様の理屈で説明できるという。
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