15世紀スコットランドのソニー・ビーン一族の恐怖
ソニー・ビーンと妻は共に性欲が旺盛。男8人、女6人の子供を儲け、更にその子供達は、近親相姦を
繰り返し男18人、女14人を産んだ。最終的にビーン一族は48人の大家族となった。旅人を襲って取
り逃がす事なく殺害し、解体して食糧に加工する技術を学び、強力な殺人集団を形成した。彼等は専
ら人肉を食料としたという。一族は優れたチームワークで行動し、襲う相手の人数は必ず5人以下とし
それ以上の集団には手を出さなかった。襲撃する場合は、相手がどの方向に逃げても対処できる様仲
間を配置した。その為ビーン一族に襲われて生還した者はなく、誰も真相を掴めなかった。彼らに殺
され、食べられた人数は、30から40人とも言われ、又300人以上と言う説もあり、定かではない。
ビーン一族は、25年間に渡って犯行を続けたがある時、通り掛かった夫婦を襲って失敗し、逃げ延び
た男はグラスゴーの役所に訴え、ついにその凶行が露見した。事件を重く見た国王は、自ら400人の
兵を率いて追捕に赴いた。ビーン一族の洞窟は人間には見付け難かったが、犬が臭いを嗅ぎつけ一族
は全員が捕縛された。一族の所業は極めて邪悪なものとされ、裁判は行なわれず、全員が極刑に処せ
られた。男は両腕両脚を切断されて失血死する迄放置され、女は火炙りになった。
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