飯降山

なんとも表現しがたい怖さ
http://nipponmukasibanasi.seesaa.net/article/300656182.htm...

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どっちも全く躊躇してないのが謎だよなぁ…何の葛藤もなく実行って。
元罪人で仕方なく尼さんやってたってな設定でもあるのか。

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>>2
それと谷から突き落として殺した感があるけど
これ、殺して食べましたっていうのを暗示してるような気がしてならないんだよ

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いがらしみきおっぽい絵だなと思ったら
いがらしみきおだった。

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珍しくなんの教訓もない話だ

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カニバリズムなのかねぇ
一番上の尼さんが「仏のような顔をしている」というのは
人の奥底は顔じゃわからないという戒めだろうか

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普通なら悪いことをすると必ず報いを受けるものだという
話になるところだけど、この話はなんだろうね。
仏に仕える身でありながら同じ尼を2人も殺してもなお
特に罰らしい罰はない。
今まで貰えていたおにぎりが貰えなくなっただけ。
誰も見ていなくてもお天道様がみているとか、天罰とかは妄想。
世の中殺ったモン勝ちであるという真理を説いているのかな。

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まぁたぶん空から降ってきたおにぎりを食べる、という所がこの話の肝だろうな。

棚からぼた餅と同じで、努力と関係なく得た物は人の欲を増長させる、
その怖さを描いているんだろう。

それは長年修行を積んだ尼さんでさえ、いや貧しさを知っているからこそ
そこに棚ぼたがあると、欲に食われる。
最初に殺された尼さんだって、本当は自分も鳥を食いたくてしょうがないからこそ、
あんなに人を疑ってしまった。
２番目の人も欲を満たすために人を裏切ったのに欲は満たされず、
後悔の念に駆られてゲッソリしてしまう。
３番目の尼さんは、結局おにぎりが無くなった上に弟子もなくし、
長年の修行も無駄になり、人間でもなくなった。

出所の分からない、降ってわいたような話にはご用心♪て感じかｗ

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なるほど　同意

尼さんは場所を変えながらお経を提供する代わりに施しを貰って生活してた
しかし、天、つまり政府から補助金が出ることで、御仏の道を見失って
堕落してしまった　おそらくもうお経もあげていないし、旅もやめてしまった
しかも、同僚の補助金までせしめようとしたが役所がこれはおかしい、というんで
いったん一人分の補助金を停止する
二人目が失踪したことを知った自治体は補助金の完全停止とケイサツに相談する
捜査を逃れた最後の尼さんは山野を彷徨ったあげく、村人に通報され投獄・・・

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しかしもう一度見直してみると鳥を焼いて食べたのが
２番目の尼さんではなくて１番年上の尼さんと仮定して考えると
わざと食べカスの近くで用を足してきなさいと年下の尼さんに促して
２番目の尼さんに不信感を持たせた上で２番目の尼さんに暗殺計画を持ちかけ２人で殺り
さらにどうしても独占したいと思う願望から２番目の尼さんも殺ってしまったという
最初から最後まで悪人は１番年上の尼さんだったという見方もできることに気がついた

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>>10　ズバリそれだと思う。
こんなに奥が深い話はそうそう無いな。ウム。

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これは怖い。

何が怖いって、一番上の尼さんが「これは仏に許された」とか「何があっても生きるのが仏道」とか、
たぶん、悪い事をしているつもりが無く、自分を信用し慕っている二人を続けざまに殺した事が怖い。

「自己正当化」の怖さってこれかな。

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